白黒善悪つけたい傾向は誰にでもある。サブプライム、CDO,レバレッジ、ウォール街等々、悪代官はいくらでもある。そんな悪代官をすべて網羅する人間がたくさんいる。私は、その代表格と言えよう。女性、外国人であるが故に人の何倍も働き、家族を支えてきた。みんなが批判するが、私にしてみれば、与えられた環境のなかで最善を尽くしたつもり。きっと街中で私にばったり会ったら、悪代官と思わないと思う。多少善意の持てるおばちゃんと思ってくれるような気がする。みんなが一生懸命やってきた結果が今の不況なのである。そんな中で有頂天になり、調子に乗りすぎた点も多々ある。この不況は、反省を促すとともに、何が本当に大事なのかを再確認させてくれるもののような気がする。人生90年とみると、ちょうど私にとっては折り返し地点。大事なのは、ダサいけど、愛だと再確認する。家族、友人、地球への愛情。All you need is love. Can't buy me love.などと、ビートルズのテーマを思いおこす。思い起こしながらも歩き続けるThe long and winding roadである。
そうねえ、ちょっと前までは世界の中心が金融街でそのど真ん中を闊歩していた私達はもしかしたらマネーと言う魔法にかかったシンデレラだったのかもしれません。本当はかぼちゃの馬車に乗り、ボロのドレスを着ていたのかも。でもお金は消えてなくなるけど家族、友達は普遍ですね、いつも愛してくれる。
ReplyDeleteこれに気づいたことは尊いことです。しかも人生半ばで気づいてよかった!某ファンドのやり手マネージャーと結婚したゴージャスマダムと週末ご一緒したけど、やはりマネーの魔法がとけたからかしら?白馬の王子が一瞬にしてラクダに乗ったのおじいさんだったと気づき、金のない夫なんて無価値とばかり、離婚をたくらんでいるようです。
ああ、哀しいね。ラクダに乗ったおじいさん。
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