Saturday, January 31, 2009

You scared the BEJESUS out of me!!!

Bejesus = A word commonly used to express great surprise or fear.
下の子供二人と隣人の仲良しの子が自転車を乗りに行きたいというので、13歳の娘に付き添うように指示した。ご飯の支度をしながら、その娘が"I have a funny story for your blog."というので、聞き流していると、隣の女の子にあおられて、末の子が高さ15メートルの木に登り、枝に片手でぶら下がっていたというではないか。周りを大人が囲んで、どうすべきか相談していた所を、あとから追いついた娘が駆けつけて、"Get down here NOW!"と叫んだ所、みんなに母親かと聞かれてショックを受けたというオチ。それを聞いて、不肖母親は顔面蒼白で子供らを怒鳴りつけ、エレガントを自称する私なのに -"You scared the BEJESUS out of me!!! "と叫ぶ自分が見える乖離体験をした。ちなみに、このフレーズはちっともエレガントではない。結果的には、下の子供二人と隣人の仲良しの子は2月いっぱいGROUNDED = お仕置きで遊びに出かけられない重刑の憂き目にあった。特に末の子には、35歳になるまで、どこに出かけるにも母親同伴だと脅しておいた。彼は今、蒼白い顔をして家を徘徊している。後悔先に立たず、である。

Friday, January 30, 2009

HeeBeeGeeBees

語源が分からないけど、身の毛がよだつというのを、"It gives me the HeeBeeGeeBees."などと表現する。もちろん口語なので、エリザベス女王と話をするときには使わないでいただきたい。

Thursday, January 29, 2009

バッグ

私の友人の妹さんが日本でホットなバッグを作っていらっしゃる。

http://www.colorstore.jp/interview/index.html

White knight & Jesus

白馬に乗った王子と似た言い回しにWhite knight というのがある。正義の味方の騎士で、日本で言えば、水戸黄門とか桜吹雪のほら!なんだっけ?のような人です。こうして、名前をど忘れしたとき、アメリカ人は"what's his face"という。使い方としては、"You know who I'm talking about, what's his face that went to the moon the other day."という感じである。

今日の会社のハイライトは、上司に突然後ろから声をかけられた姉さんが、びっくりして"Jesus!! Hello, white knight."と、驚嘆したことでしょうか?日本語に訳せば、さながら 「ああ、びっくりした仏様!どうしたの、黄門さま?」ということでしょうか?

Doha

Lazy Elephantさん、ようこそ!ご参加ありがとうございます。ところで、カタールの首都のドハは世界一つまらない都市を自負しているとのことですが、いったいどんなすばらしいつまらないことがあるのでしょう?聞く所によれば、日に5回はラジオ体操よろしくメッカに向かってみんなで祈るそうですね。郵便配達もないと聞きました。これは事実でしょうか?

サラーム!カタールより

カタールという、中東の小国に住むようになってから二年以上経った。海外赴任族の世界とアラブ系民族の世界が見事に分かれており時々、自分が中東にいるのを忘れてしまうときがある。私の周辺はイギリス人が多い。以前、ロンドンに住んでいたときにも思ったことだが、やたら主張が強いイギリス人の話し方には頭に来るときがある。先日も自分のボスに、とある状況に関し、"I will cope with it, but it is stressful for me" と(いずれにせよ、やらされるのはわかっていたので)しょうがないからやるけど、負担は負担だ、と一応文句を言ったら、なんでもブイブイ押し切るのが得意な彼女、良くわからない理論を述べた後、"It should not be stressful. "と言う。これは医者に行って、「ここが痛いんだけど」と言ったのに「大丈夫、痛くない(はずだ)」と却下されるようなもの。(←これも実際に西洋人の歯医者にやられた)その他、子供の誕生会とかでイギリス人のお母さんが多いと、皆自分の子育て法について自信たっぷりに語り、演説大会になってしまって、会話を弾ませないといけない、と思う真面目な私はどういう合いの手を入れていいのかわからない。彼女らの話は自己完結していて相手の意見、反応など求めていないのだと思う。その脇でその子供達が鼻たらしながら愚鈍なことしたり、泣き叫んでいると「ふーん」とほくそ笑んでしまう。
言うまでもなく、皆がそうなわけではなく、まるで漫才のコンビのようにぼけ突っ込みができいつも会話が盛り上がるイギリス人の仲良しもいるし、前の職場で決断力ゼロの日本人派遣社員らから「はっきりしないヤツ」呼ばわりされていたイギリス人同僚など、まっ、色んな人がいますね、という話でした。

Wednesday, January 28, 2009

オバマ大統領の演説が日本で英語の教材として使われているというニュースをみた。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/7857430.stm

確かに彼の英語はきれいでわかりやすい。

こんな不況になって自分を哀れみがちだが、"Pick yourself up, and dust yourself off."と、言われれば、確かに、"Yes, we can!"と、言いたくなる。

貧乏自慢

もう大昔のような気がするけど、不動産のバブルがそろそろはじけるぞ、なんて言いながらも結構のんびり構えていたころがあった。みんなが、ドル安なんていいながらも、海外旅行に行った自慢話をしていた2005年ころ。2009年の今は、同じ人々がけち自慢をしている。同僚で、ここ3週間お弁当持参で会社に来て、毎日のように行っていたスターバックスもやめ、今月は会社で4ドル18セントしか使わなかったと自慢している人がいる。アメリカ人のすばらしい所は、こういうことを堂々と言えることだと思う。日本だったら、もしかしたら世間体を気にしてこういう迅速な対応はしにくいのかもしれない。

Tuesday, January 27, 2009

MLS

アメリカには、不動産の物件を個々の不動産仲介業者が扱う以外にもmultiple listing serviceというものがあり、言ってみれば賃貸物件や販売物件を業者に関係なく、全部集めているサービスがオンラインで提供されている。これをみれば、自分の好みと予算にあった物件が効率よく見つかるという仕組み。 エージェントがみんなで物件をリストアップするサイトです。Aさんの物件をBさんが売ったら、Aに入ってくる紹介料の半分をBに上げる制度になっている。

リクルーターやヘッドハンターの間でも、同じコンセプトのブラックマーケットがあるらしい。自分では内々に転職活動をしているつもりでも、下手にこそこそ仕事探しすると、人事にはすっかりばれているらしい。とても恐ろしい。

Monday, January 26, 2009

Losing our jobs made us happier

http://news.bbc.co.uk/2/hi/obituaries/7826979.stm

Losing our jobs made us happierという記事を見つけました。失業を機に、本当に好きな転職にめぐり合えたという人の例が載っていて共鳴する所が大いにある。

Sunday, January 25, 2009

New Yorker

ニューヨークには通算12年住んだ。夏は蒸し暑く、冬は死ぬほど寒く、人々は大都会にありがちなタフな鎧兜を着て身構えている。移り住んだ最初の4年間はたまらなくニューヨークが嫌いだったが、そのうち慣れてきて、9・11を機に、好きに転じた。みんなが苦しみと悲しみを味わったあの事件を思うと、今でも瞬時に涙ぐむ。みんなが少し優しくなったような気がする。

そんなニューヨークの一番面白いのは、ドライなユーモアだと思う。最近の話題はヘッジファンドのスキャンダルを巻き起こしたBernie Madoff.メードフと発音するらしい。"He sure made off with a lot of money."と、ラジオでだじゃれを言っていた。BBCに面白い写真が載っている。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/magazine/7847742.stm

男性がメードフのアパートの下でポスターを持って立っている。"Bernie, it's not too late to do the right thing. JUMP"と、書いてある。

ヒッピー

ここはヒッピー発祥の地といわれるバークレー大学に近いためか、元ヒッピー、今でもヒッピーがたくさんいるBobo (Bohemian Bourgeois)な地域なのだ。そんなわけでヨガがはやっている。私も夫もヨガをする。でも、インド人でもないのに、サンスクリット語でお経を唱えたり歌を歌うのは苦手なので、そういうことを強要するヨガの先生は避けるようにしている。世界をひとつにする音の「オーム」を聞くたびにオーム真理教を思い出す。時折、「三つ目の目に人差し指を合わせて、世界の平和を願いましょう」という先生に運悪くあたったりすると、科学者の夫はいてもたってもたまらず、家にもどってからも、身振り手振り激しく反応をする。そういう父親をみて育った末の子供が、先日すごいことを思いついた。柿の種を二つおでこにくっつけ、"Look deep into my third eye."と、言って来客に布教活動を試みた。当然のことながら、信者は一人もつかずじまい。

景気

すばらしい晴天の日曜日の朝飲むコーヒー。陽が丘の上を昇り、西にはゴールデン・ゲート・ブリッジが見えるこんな時は、昔のコマーシャルを思い出す。「ああ、朝のコーヒー」と、田村正和だか誰かが言っていた気がする。

ところで、皆さんはご存知だと思うが、ゴールデン・ゲート・ブリッジは金色ではなくさび止めのペンキの赤なのだ。最初に見たときはがっかりした。修学旅行で銀閣寺をみたときのような落胆だった。

昨夜はChinese New Year - Year of the Oxを祝うパーティーに夫と招かれていってきた。ビジネス・スクール時代の友人夫婦が招待してくれたので、クラスメートがたくさんいて楽しかったが、不景気な話が多く、ベイエリアも大変なんだあと実感した。会社をレイオフになった友人や、夫がレイオフになり自分も時間の問題という友人。"It's really touch and go."と、その友人が嘆いていた。このtouch and goの意味は、危険に満ちている、危なっかしいということ。爆弾を下手に触ったら爆発していなくなってしまう危険性からくる言葉なんだと思っていたが、実はそうではないらしい。船が浅い海域に入ってしまい、船底が海のそこに当たり沈没することからくるらしい。

金融業の集中するニューヨークはベイエリアなんかよりも、数倍も不景気らしい。そんな中で、みんなに希望を与えてくれた事件が、ハドソン川に無事緊急着水したジェット機のはなし。その機長のスピーチがまた良い。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/7849565.stm

Saturday, January 24, 2009

見栄っ張りのためのビジネス

出世すると、見栄を張りたがるものだ。そんな自然な反応にアピールするとてもくだらないビジネスを偶然見つけた。

http://www.wonderbk.com/productcart/pc/viewType_books_btf.asp

革張りの本をフィート(33cmほど)単位で売るビジネス。しかも、カーテンなどのインテリアに色調を合わせて売ってくれる。こんな商売を夏目漱石が知ったらどう思うだろう?これを英語で表現すれば、"Souseki would turn in his grave if he heard of this." と、いう。墓の中で寝返りを打つ、ということだが荼毘に付された漱石さんは寝返りが打てないような気がする。

姉妹

上の娘が朝起きたら前髪がなくなっていた。容疑者は妹である。
"Oh my god, my hair is gone. If you did it, just tell me. I'm gonna kill you."
そんな風に言われたら、「はい、私がやりました。」、なんて白状するわけはない。そんなわけで、冷たい戦争が始まった。

Speed Date

Speed Dateというのが、アメリカのシングルズの間ではやっている。日本の合コンのゲーム版みたいなものだ。街のレストランが会場で、男女12人ほどが集まってきて、超短いお見合いをカジュアルな雰囲気でするもので、時間は8分・6分・3分バージョンがあるらしい。会費を払って、ドリンク代を自分の分だけ払い、一晩で12人の候補と出会える。その場では、好きか嫌いかの意思表示はせず、家に帰ってから、コンピューターに好きな人を入力する。双方が好意を示した場合だけ、お互いの連絡先が伝えられる仕組み。会社の男の子は、週末越しに、ガールフレンド無しからガールフレンド二人という境遇になり、どっちにしようかなあと迷っている。

Friday, January 23, 2009

ことわざ

「実るほど頭をたるる稲穂かな」ということわざを子供たちに説明したら大笑いされた。ことあるごとに、"I know, I know, Mommy. The rice starts drooping." といなされる。英語のことわざで面白いのは、"put your foot in your mouth"。口の中に足を入れるというのが、正確な訳だけど、失言という意味なのだ。失言に失言を重ねる人がたまにいる。そういう時には、"Put your foot in your mouth and keep on chewing on it."と、言ってあげよう。

口語

英語の口語も面白い。今日は会社の若造にすごいことをいわれた。お茶を飲もうと例の台所に行ったら、突然 "You are in my shit box." (Sで始まる単語は糞なのだ)といわれた。こんなことは決して敬老の国の日本ではありえないと思う。自分の息子とさほど年齢の違わない青年にそんなこと言われる筋合いはないと反論しようと思ったけど、よくよく聞くと、お昼ご飯の買出しに一緒に行こうと思っていた同僚をどうやら私が誘惑してプールに連れて行ったらしい。ああ、雨の中の水泳はすばらしかったので、そんな汚らしい所に入れられてもふふふんと、流しておいた。

Micro-Finance

"Loans that Change Lives." というスローガンのkiva.orgを知ってますか?
カンボジアの何とかおばさんが養豚場を運営するのに$25単位でお手伝いできるオンライン・マイクロ・ファイナンスのサイト。すばらしい発想だと思いました。

マイクロ・ファイナンスのことに詳しいインド人の友人いわく、ローンの審査をする人が村々にいて、村の名誉にかけてローンの踏み倒しなぞしないように、五人組のようにみんながハッパをかけるそうです。

それで思い出しましたが、ボツワナの村の生活をほのぼのと、しかもしっかり描く " No.1 Ladies' Detective Agency"、Alexander McCall Smithの話はおもしろい。

Clicks

youtubeとかfacebookがなぜ無料で色々提供できるか知っていますか?知らなかったのは私だけかもしれないけれど、コンテンツではまったく儲からないけど、みんながクリックしてくれる回数が多ければ多いほど、広告を載せたい人には魅力的で、広告を載せて載せてと依頼されるらしい。あの広告を私なんぞはまったく無視しているけど、世の中にはこれをみて、「ほー、どんなものだろう?」と不思議に思ってクリックする善良な人がいるらしい。

今日はブログをあけたら二人もFOLLOWERがいてびっくりしました。どうもありがとう。これで、娘のあやにバカにされずにすみそうです。おとといは、ブログを作って自慢しに行ったら、"Wow, Mommy. Zero followers"と小ばかにされた。

こんな調子でFOLLOWERが増えてくれれば、このサイトにも、広告がつくかも?

Thursday, January 22, 2009

面白ビジネス

アメリカには、dog walkerという職業がある。犬を散歩に連れて行くのが仕事。マンハッタンのミッドタウンなどは10数匹犬を同時に散歩させている職人がよくいる。

house sitterというものもある。何日か家を留守にする場合に、家に泊まってくれて、新聞を受け取ったり、猫にえさをあげたり、花に水をあげたりする。

究極の怠惰の人向けの職業に、胡蝶蘭の世話を外注するサービスがある。蘭は咲き終わると葉っぱだけでつまらない上に、もう一度咲かせるのが結構大変だったりするので、その間の世話を他人にさせて、また花が咲いたら家に届けてもらうというサービス。

日本にもこういう怠惰な人のための職業はあるのでしょうか?

Coffee

会社の台所には、コーヒーの入った象印のポットが4つ並んでいる。その横に、50年代のポスターが置いてある。

DRINK COFFEE
Do stupid things faster with more energy.

と、上品な婦人が言っている。こういうポスターを会社が許容するところが面白いと思う。

英語のことわざ

英語のことわざはとてもビジュアルな気がする。

今日、上司に言われたのは、"Shit or get off the pot" まあ、お下品と思いながらも、言いたいことはとてもよく分かったと、変に納得したりする。日本語に直訳すると、「脱糞しないなら便所を独り占めするな」ってことでしょうか?意訳は、うだうだ言ってないで、やることをやれ。そうじゃなければ黙っていろということです。

Wednesday, January 21, 2009

日本にあるのか分からないけど、swapalease.comという会社を見つけた。この会社はオンラインで、車のリースを途中解約したい人のためのセカンダリー・マーケットで、オンラインのほか、電話でのカスタマー・サービスもしてくれる。私は、自分の車を売りたかったので(もう売らないことにしたけど)、電話で仕組みを聞いてみたけど応対に出た人がとても感じが良かったのには驚いた。アメリカでは中古車ディラーは、信用のおけないずるがしこい商人の代表格とみなされている。"You're like a used car dealer"と、いわれたら決してお世辞だと勘違いしない方がよろしい。swapalease.comは、買い手に便利なように、リースのくっついていない私の車にファイナンシングをつけてくれて、同じ車種のほかのリース料と比較してくれた上で、もう少し売値を高くできるかもしれないと助言をしてくれたので、大いに感謝した。これも、彼らはセカンダリー・マーケットを作ってファイナンシングを見つけくれるところで料金を取るだけなので、鞘抜きをしなくてすむからできることなのだと思う。車が売れるまでウェブサイトの目立つ所にのせてくれて、全部込みで$1000~1500位。日本でも売れるでしょうか?
日本を離れて16年ほど経つので、アメリカの常識が世の中の常識という感じになってきた。アメリカの常識を日本の友人やフランスの親戚に話すと、びっくりされたり、あきれられたり、感動されたり、感心されたりすることがある。何が面白いと感じてもらえるのか発信をする私には分からないので、ぜひ正直に印象を伝えてください。

昨日がObama大統領の就任式だったので、それについてとりあえず。。。

うちの子供たちは小中高を網羅しているが、みんなで教室や体育館で中継の模様を見たそうだ。そうでもしないと、欠席をする子供たちが多すぎるだろうという懸念が学校側にあり、欠席が多いと学校の予算に悪影響を及ぼすので、その予防策という噂をきいた。日本で首相が就任するので、学校全員でその中継を見るということはきっとあり得ないでしょう。

大統領夫妻が手をつないでパレードを歩いた様子を見た同僚の一人は、「大の男が人前で奥さんの手をつなぐのはおかしい」と九州男児のような発言をしたため、周囲の同僚たちからびっくりされ、しまいには "You have intimacy issues." と、一蹴されていたのも面白い。