Tuesday, June 14, 2011

珍犬と大泣き

うちのチャーリーは最近、不思議な行動パターンを見せている。散歩には行きたいのだが、ご指定の人間(つまり私もしくは夫)としか行きたくない、しかも、首輪はいいけど、紐(なんと言うのか度忘れをした)はいやらしい。そんなことなので、毎朝次女はだましだまし、連れて行くのだが、最近はやつも賢くなり、だまされないので脅しにかかっている。チャーリーの最大の弱点は掃除機である。それなので、毎朝、掃除機を刀代わりに降って外に追い出す。かなり手間のかかる犬だと思っていたら、近所にまったく同じ性癖のパグのいることが発覚し、なんとなく安心した。

ところで、我が家は、今日から仕切りなおしで、娘たちは大変愛想がいい。と、言うのも、昨日は夕食時の娘らの発言にびっくりし、大泣きを私がかましたからである。夫にも、「あんたなんて優しい言葉どころか、人を酔っ払い呼ばわりして!ワインをかっ食らうのも、あんたたちが意地悪ばっかり言うからだ」といってあたってみた。そもそもびっくりなのは、いつも父親とそりが合わない長女が、『パパに当たってあんたが悪い。あんなに辛抱強く対応していて、パパは偉い。』そして次女は『優しくないとあんたは言うけど、我が家はI love youなどと言い合う家庭ではない。」という。つい2~3年前にみんながクールすぎてそんなこと父母に言われるのはこっぱずかしいという態度に出るまでは、10年以上毎日これでもかというくらいにI love youと言い続けてきたのに、そして、毎日長女と夫の板ばさみでとりなし役をしてきたのに、突如の裏切り発言に、腰も抜かさんばかりにショックを受けたので、I love LucyのLucyのように大泣きをかましたのだ。われながら天晴れと言うくらいに天晴れな泣きをいれてみた。おかげさまで、今朝は蛙のような腫れた目になってしまったが、その甲斐あって家族はみんな態度がすばらしい。ああ、せいせいした。末子の息子は、Ipadでゲームをして遊んでくれた。時折心配そうにあたまをなでてくれたり、『大げさだった?』ときくと、「いや、みんなが悪い、お母さんをいい加減に扱って。」と、言ってくれる。いや、男の子はかわいい、優しいので。

ま、そんなことで今晩は、みんな素直にお手伝いしてくれるし、おいしそう!などと、聴かれる前からほめてくれる。いやあ、たまには大泣きしてみるものだ。

3 comments:

  1. 本当によかったぁ!ドラマですねぇ。うるっときました。愛ですねぇ。感情の爆発はほんと必要です!

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  2. 朝、鏡に映った姿は、決して愛ではありませんでしたが、たまにはショック療法ですね。

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  3. いつだったか思い出せないけれど、似たようなことを夫にやったことがあると思います。それ以来なのでしょうか、夫は私のイライラに敏感にはなった。役立つかといえば、そうでもない、いや少しは手伝うかも。この世には、びっくりするくらいはっきり伝えないと、泣き叫ぶくらいにして訴えないとわからない人っているのよ。珠にやると利くと思います、ショック療法。

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