Thursday, December 15, 2011

クリスマス前の静かな夜に……

今夜は珍しく遅くまでPCに向かっています。 

先ほどまで、幼児の男の子4人とティーンの女の子が3人、ママ友と私で大騒ぎしていたのが嘘のような静けさです。夫はかわいそうに、ビジネス・ディナーで外出中です。 

明日からは忙しい週末の準備で、来週からはクリスマス休暇で子猿達とずっと一緒で、再来週からは夫もクリスマス休暇なので、新年までは一人時間はお預けです。果たして持つでしょうか、私の平常心。 

昨日から大江健三郎のヒロシマ・ノートを読み始めました。1963年頃に書かれたものです。
告白すると、私はまだ広島の地を踏んだことがなく、すなわち平和記念館を知りません。まだ読み始めですが、被爆者が「そっとして欲しい、普通に生きて、普通に死にたい」と切にねがっているレポートに、私のヒステリックな被災者への想いが、もし東北に届いていたら迷惑だったろうな、と思ってしまいました。Twitterの被災関連ツィートも、現在の当事者にとってはどう受け止められているのでしょう。 
静かに祈る、義援金を託す(上手に使ってくれるでしょうか)、他にできることはなんだろう。 

どうか、世界中の人々が静かに、心静かにクリスマス、そして年の瀬を迎えることができますように。 
そして新年は、静かな希望がふつふつと湧くような、そんな気持で朝を迎えられますように、祈るばかりです。 

1 comment:

  1. あの時は誰もがヒステリック気味になっていたような気がします。朝から晩までテレビやインターネットにくぎ付けになり呆然として過ごしました。いいことなのか悪いことなのかは判断できませんが、世間も被災に対し今では冷静もしくは再び無関心に戻りつつあるようにおもいますが、今年のクリスマスパーティや忘年会では、入口に寄付金の箱が置いてあり参加者が自分が楽しむのだから被災者にもと、気軽に寄付ができる場所が多くなりました。祈ることと、義捐金を送ることは、誰でも簡単にできる協力なので、やはりとても良い協力方法だと思います。

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