Monday, October 17, 2011

生演奏

先週の土曜の夜、大学時代の同級生で、現在たまたま同じ会社で働いている女友達に誘われて、ギターを聞きに出かけた。ここ数カ月結構忙しかったから、夜遊びに行くのは久しぶりだったせいもあったのかもしれないのだが、改めて生演奏っていうのは身体にいいことを痛感した。京王線の各駅しか止まらない駅の商店街にある小さな喫茶店だが、夜はジャズやら前衛物のバンドに、お店のオーナーの善意で演奏の場を提供している。もちろん無名のバンドだけれど、武道館で豆粒ほどクリプトンを1万以上出してみるのに比べ、2500円で目の前で2時間聞けるのはお得だ。聞いている内に、いつも心の中にある、あれもやんなきゃ、これもやんなきゃ、という追われる気持ちから解放されて、何も考えずにただ、ただ、気持ちよく集中して身を任せられる解放感に自分の体が喜んでいるように思った。こういうことで自分がリセットされる感じがする。皆それぞれに自分を解放する方法を持っているのだろうと思うが私にとっては生演奏を聴くというのは、一つの大切なリセットの方法なのである。お店を出たのは夜の11時過ぎ、外気はいい感じに冷えて、お喋りも弾む。都会だけれど虫の鳴き声も聞こえる。音楽の後の静寂の中の虫の声は一段と風情がある。

1 comment:

  1. いいですよねぇ、ライブって。私も聴きたいなぁ、ギターの音。日常からトリップさせてもらえる、そういう一時はとても大切なんだと思います。
    昔だったら映画もそうだったなぁ。

    そうそう、久しぶりに夫を映画に誘おうと思っています。それも、「Johny English」 ミスター・ビーンの役者による、007のパロディーです。不景気を笑い飛ばそうという試みです。

    そうそう②、詳しくはわからないのですが、爆笑問題の漫才を映画館でみせているらしいですね。とくに、被災した地域などで開催したらしい。粋で、賢い試みだと思いました。
    ttp://www.titan-net.co.jp/cinemalive.php

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