Toussaints(トゥーサン)という、日本のお盆に似たキリスト教の祝日をはさみ、フランスの学校は10日間の秋休み中。
拙宅にホームスティ中の13歳の姪と6歳+4歳の子猿がともに楽しめて、且つ、母猿にもストレスが溜まらない外出先なんてあるの?
それがあるのです。パリは素晴らしい。
初日は、サクレクール寺院まで。
広い教会、薄暗い中、ステンドグラスを通して入ってくる光の美しいこと、力強いこと!
くるっと歩いて出てきただけでも心が落ち着きました。
パイプオルガンも素晴らしかったし、いつかクリスマス礼拝に来てみたいな。
モンマルトルの丘の頂まで、あえて危険な道を好んで登る子猿達。
その意気だ!と言いつつも母猿はドキドキ。
かなり急な坂なのです。
芝生もひっくり返ったら下まで転がり落ちるよ~、気をつけて!
姪っ子「ここ、パリじゃないでしょ?もう出ちゃったんでしょ?」って何回も言うほど、モンマルトルは地方都市のような雰囲気です。彼女も気に入ったよう。
これは丘から下山するリフトの中。
火曜日はブローニュの市営プールに行きました。
緑に囲まれたガラス張りの温水プールで、思いっきり泳ぎ・・・と書きたいところですが、寒くって寒くって。きっとアスリート向けに温度設定されているのでしょう。カタールの熱風が懐かしい。
帰り道の兄猿の一言
「楽しいときもあったけど、思ったより楽しくなかったね。」
がーん・・・・・・
昨日は、ロダン美術館へ。
ナポレオンのお墓も眠るアンヴァリッド寺院の近くにあります。
何を考えているのでしょう、考える人。
三人の影、三人ともアダムだそうです。
人間、誘惑に負けてはいけない、なぜなら・・・
・・・待っているのは地獄の門だから。
ここに考える人も、三人の影も、イカロスの翼も全て入っています。迷える愚かなる人間の魂満載。
この門はくぐりたくないですねぇ。
ロダンは石膏だけ造り、このブロンズ版を見ずに亡くなられたそうです。
大人だけでなく、子供にも楽しめるように、音声機械を聞きながら、地図に添って動く、「答え探しゲーム」があって、子猿達も走る走る。
「イチ、ニ、サン・・・」
「噴水の彫像には何人の子供が隠れているか。」というクイズの答え探しに真剣な眼差し!
子連れの場合は無料で庭に入れてもらえるようです。
(音声機械は二機で3ユーロ)
子供のための文化的な機会に対しては援助が多いパリ市。
エライ!アートの街、そうこなくっちゃねぇ。
「ロダン?考える人?知らな~い」という姪っ子を無理やり記念撮影。
この足で、美術館から遠くないところにある、Champ de Marsまで移動します。
この公園はエッフェル塔の足元にあります。
すっかり秋化粧のエッフェル塔。
少しずつ冬が忍び寄ってきているパリ、寒くなってきたので、ここでおやつを食べてお開き。
今日は、ちょっと疲れたので、勝手ながら母猿業、間引き操業させてもらいます。
のんびりと、ベランダのバラを愛でつつ・・・・
皆様よい一日をお過ごし下さい!
素敵な秋って感じがするね。子供たちのお世話お疲れ~!
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