先日、多言語というトピックでJubilancerさんが、寝ているときの脳の動きについて書いていたのを興味深く読んだ。夢は実に奥が深いものだ。
私は病気になると見る夢がある。人に説明すると「何言ってんの?」といわれそうだが、こんな感じ。
夢の中の私は小指。ジャングルのような、ジュラシックパークのようなところを逃げ回っている。すると親指星人が追ってきて私を押しつぶす。これは子供の頃から発熱すると頭の中で上映される悪夢である。なにが怖いかというと、親指の威圧感が映画なんかよりもっとリアルで、夢の中の私は心臓が押しつぶされていくのだ。
あとは時折みた夢は、階段の上から下に向かって、うっかり跳躍してしまう夢。これも落下するときのセンセーションがリアル(の割にはバンッと落ちるのではなく、あくまでもオリンピック選手の幅跳び風)で、エクスタシーというか、冷や汗モノというか。ドラッグ・ハイってこんな感じなのではないだろうか。
寝ているときは、脳のある部分が持っている、豊かな想像力、感覚を、伸び伸びと発揮しているような気がする。そして起きているときは脳の別の部分がそれを制御しているのか。それは伸び伸びイマジネーションを制御しないと、つまんない現実生活に適応できないから、というある種の自己防衛的作用なのかもしれない。
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