昨日は生まれて初めて潮干狩りにチャレンジした。
通の友人に誘われ、9時前の引き潮を目指して狩りに出かけた。場所は首都ドーハから車で30分あまりのガス発掘エリアのベッドタウンである。そこらかしこに集合レジデンスが建設されているが、この世界恐慌の折、今更誰が住むというのだろう。今カタールでは大きなプロジェクトは終焉を迎えており、出稼ぎ隊は帰国ラッシュ。ブームは終ってしまっているのである。三年前に来たときには住宅難で多くの赴任家族はホテル暮らしを余儀なく強いられていたというのに、タイミングとは恐ろしい。
兎に角、潮干狩り。今夜はボンゴレ、と心に決めている。遠浅の海は何故か懐かしい風景であった。しかし、肝心の浅利もどき(フランス語ではCoque)、周りの人々はバケツ一杯に収穫しているのに、何故か我が家は15個のみ。(あとで調べたところ、内10個は死んでいた)
やってられない、と早々に引き上げ、帰り道にカールフールに寄って浅利もどきを買った私たちであった。
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