先日、「毎日かあさん」と言う、日本でベストセラーの漫画を借りた。面白くって止まらず、夜更かししながら読み続けた。幼子二人を育てる強烈ママ(作家自身がモデル)の毎日を書いたもの。深夜に一人吹きだすこと多々。
以前、フランスの子育て、ワーキングマザーに対する援助体制などについて質問を受けたことと、この漫画の影響で意識して周囲を見渡しているが、まず子育てに関してはあんまり日本と変わらないように感じる。
すなわち、女性が主で父親はある程度手を出すが、本腰入っておらず「お手伝い」意識が高いような・・・。
昨日の土曜日、公園でついつい5時間子供のお守りをしてしまったが、その間周囲を観察してみた。お父さん達は、ちょっと恥ずかしそうな顔をしながらベンチで目を瞑って自分の世界に入っていたり、子供忘れてお父さん同士でキャッチボール始めたり、ピクニックと称していつまでもワインをすする私のグラスを注視していたり。一方で子供が「絶対大丈夫、その位」程度のリスクを取って、例えば遊具の屋根の上で手を振ったりしていると、屋上の塀をやじろべえして歩いている幼子を助ける勢いで発狂しながら助けに行ったり・・・。
女性陣は違う意味ですごい。咥え煙草スパスパしながら幼子の滑り台デビューを助けたり、北極の白熊のように大きな身体を仰向けに寝転がりながらも(サングラスの中の両目は瞑っているのに三千点)子供の腕をむんずとつかみ、彼が遊具から落ちないようにしているお母さん等。仕事疲れ、家事疲れの週末、子育て手は抜いているけどポイントは押さえている。
大体、格好からしてお父さんは甘い。ここぞとばかりに小奇麗なWeekend ファッションに身を包んでいる。ヴァカンスの名残りなのかエスパドリーユとか履いちゃって、子供の自転車にその足を轢かれて雄叫びを上げているお父さん。一方お母さんはちゃんとわかっていて、汚れてもOKな保護色、変わり易い天候に脱ぎ着しやすいようにしている。そう、日が出てくると瞬時にタンクトップになって肌を焼くことも忘れないのだ。
働く女性援助はまだ経験していないので何とも言えないが、市立の幼稚園は8時半から午後四時半まで、そして延長保育も頼める。市立の幼稚園はウェーティングなし、市が入園先を確保する義務があるとの事。共働き家庭優先の保育園は8時から午後6時までらしい。共に給食(スリーコース)あり。ママが働くことを前提にした体制である。ヌヌと呼ばれる乳母も探し易い。
この件に関しては随時アップデートします。
「毎日かあさん」で、「女は仕事から家事まで何でも背負わされている。だから女の方が人生、絶対面白い」とあった。
励みになる漫画なのである。
明日紀伊国屋に行って買ってみます。
ReplyDelete絵がヘタウマでそれ際乗り越えたら笑えるよ。子沢山には大いに笑える麦ちゃんファイブというのもあって、いいと思います。
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