Wednesday, March 30, 2011

頑張れ!エンタメ部門

日本の悲惨な状況と暗い将来を分析したエコノミスト誌を読んで、思いっきり落ち込み、これではいけない、とGoogleニュースのエンタメ・セクションに行くと、内外のスター・セレブらが、こぞって様々な形で募金・応援活動をしてくれている。ほろりです。パリス・ヒルトンまで、頑張れ日本といって走ったそうですよ。(Jubiさんチームのガレージセールもお疲れ様でした!)

こんなに素晴らしいイニシアティブを取ることができる人が沢山いるのに、なぜ政治の世界にはいないの?エコノミスト誌いわく、「日本の国民性の素晴らしいさは良くわかった。でも政治が悪いから、経済は(震災・原発のため)10年遅れる」っていってます。

ジャニーズ社長とか、ユニクロの柳井さんとか、嵐の桜井君(←知ったかぶり)が総理大臣になったら、実はとっても上手に国を舵取りできたりして。

追記 パリでは、著名なピアニスト、マルタ・アルゲリッチも東北被災者のチャリティーコンサートをされるということです。ベルリンでも同様に、二大オーケストラが合同コンサートをしたと言うし、本当にありがたい。

Tuesday, March 29, 2011

ガラージ・セールの結果報告


例のガラージ・セールは大雨の中、開店時にはにわかに人だかりするほどの盛況で始まり、4時の閉店までに売り上げ・寄付金で$4800弱集まった。予想では有志100人に客500人だそうで、平均10ドル払ってくれたことになる。品物はピンからきりで、買い物好きだったらさぞかし楽しかっただろうと思う。昨日手配した送金が今朝実行されたそうで、岩手・宮城・福島の被災者がたに僅かながら必需品や励ましの言葉がとでこばいいなあと、願う。

当日は、3人組みのプロの老婆による詐欺まがいの買い物や、地元名士訪問、「ちょっとしか出せなくて申し訳ない」といって、$200も寄付してくれたそんなに裕福でない隣人、「手伝うと言っておきながら手伝わなくなくて恥ずかしい」と言って$300寄付したお金持ちの隣人、そして「昔日本に住んだことがあるので心が痛む」といいながら思いっきり子供相手に値切ったおばはん、「あなた、お孫さんにぬいぐるみいかが?」と15歳の少年に言われて、「あたしゃ40歳だよ!」と反論したご婦人等々、面白い事件続出である。そんななか、たまたま隣のヨガ・スタジオでは貴金属鑑定イベントを開催していたので、友人のポーラと一緒にワイン目当てに乗り込み、3カラットのダイヤをみたり、指輪の鑑定をしてもらったりして、ワインを頂いた。ポーラと私の下心を遅ればせながら察知したスタジオの主はあとから来たボランティアのさと子さんに当り散らしたようで、お気の毒。。。。

さほど効率の良くない寄付金集めではあったが、町内の結束と言う点では大成功のようだ。祝杯のHappy Hourは木曜日に予定している。隣町ではコンサートでさっさと$6000集めたらしいが、わが町ほど楽しまなかったのではないかと思う。

発見

発見
今年の春は例年になく寒い年で数日前まで真冬のようであったが、ようやく昨日、東京で桜の開花宣言があった。麻布まで用事があり、大抵は地下鉄で移動するのだが、今日は天気もいいし桜が何分咲きなのかも見たかったから珍しく車で出かけた。途中、地震で天井が落ちた九段会館を通り、生まれて初めて坦々麺を食べた赤坂飯店が入っている毎日新聞社、友達が働いている住商、JICA、丸紅、改装中のパレスホテル、昔取引先だった銀行や証券会社、日比谷公園、自分が働いていたビル、皇居のお堀沿いの咲きかけの桜などを見ながら、見かける景色や建物の殆ど全てに思い出があることに気がつき、何とも言えない安堵感を感じた。この3週間テレビやメディアで壊滅状態の映像と、一進一退を続ける原発の映像ばかりを見続けたせいあろうか、こんな気持ちになるのは。。済んだ青空に皇居のお堀も石垣も美しく、皇居前広場の松の木々の見事に創られた曲線、二重橋など、どれも見慣れた光景なのに、今日もそこに存在していることに安心するのである。とても不思議なのだが、地震が起きてから、こういう「発見」が続いている。友達との再会、見慣れた風景、きびきび働く人々、店頭に戻ってきたさまざまな商品、全ては当然のようにあったものが、再び、またあることに感激し、かけがえの無い物と思えるのである。瞬間にして多すぎるものを失い、深い悲しみと不安や恐怖の最中にいる沢山の被災地に人達が、一日も早く、身体の中から再出発を始める力が湧いてくる日が来ればいいと思う。彼らの苦しみを想像することしかできないけれど、誰にとっても日常ほど有りがたいものは無いに違いない。

Sunday, March 27, 2011

シェフ・Misatoさん

魚シのランチ会、いつもは近場のレストランでするのを今回は拙宅で、そしてお友達のプロのシェフ、ミサトさんにケータリングをお願いしました。その素晴らしいメニューをどうぞ。

まず、働くミサトさん、勝手に載せて、怒られるかな?
フランスの著名なレストラン、お菓子屋さんで沢山の経験を積まれているミサトさん。シェフズ・コート姿は「ヒュー!」カッコよいこと。
「これ着ないと、清潔な料理をしている気持ちになれないの。」すべてに真摯な姿勢のプロです。
知り合ったのは子猿の日本語補修校。こんなにお若く、ほっそりした体のどこにそんなバイタリティーがあるのでしょう。
3人の幼子を育て、朝はスクーター走らせ午前3時に厨房入り。脱帽です。


グリッシーニも手焼き。バジルとオリーブ油の香り高く。


アンディーブの小船に乗った獲物は、生ホタテのサラダ。貝から外したばかりのホタテの甘いこと、フレッシュなこと。
被災地の漁師さんが復活する日を願いつつ。

トマトの容れ物の中は、タブレ、クスクスのサラダ。春めいた午後にぴったりです。


巻き寿司、中身はなんでしょう。とても美味しいけれど、わからない、と皆で頭をひねる。豚肉とほうれん草が、韓国風の味付けで、そして、酢飯の酢加減、塩加減、絶妙!


このタルト、美味でした!パイのサクサクなの、中見の豚肉、野菜が肉まん風にしっとりしていて、ここに、きのことキャラメル風味のソースをかけて頂きました。


デザート、イチゴのタルト、こんなに美味しい台、どうやって作るの?


そして皆さん、感涙の抹茶ロール。ふわっふわ。そして抹茶の香りがふわ~っ。


こんなに沢山のご馳走を低予算で作ってもらってしまって。これプラス、差し入れのピュリニー・モンラッシェに、シャトー・レ・トロワ・クロワ、(有難う!たまきさん!)・・・楽しい会話、美味しい食事、それも他の方に作っていただき、神の雫なるワイン、贅沢ってこのこと。
本当にありがとう。皆で英気を養った至福の午後でした。

ミサトさんの他の作品は、FaceBookで Chef Misatoでサーチできます。
Amebloではじめたばかりのブログアドレスは→http://ameblo.jp/chefmisato/
レシピその他については、「エトランゼ♪」の「ミミのパリ・パティシエ話」コミュで読めます。

Saturday, March 26, 2011

友人

親しい友人で結構合っていた友人でも地震後に始めて合うと、なぜかいつもよりも再会の喜びがある。地震当日はどうやって帰宅したか、家の中はどうなっていたのか、何が一番怖かったか、両親や親戚、大切な人達は無事だったのか、今不便は無いか、これだけ大きな事件だから、共通の話題に事欠かない。おまけに皆多くの社交がキャンセルされているから、本当に親しい友人達と、いつもよりゆっくりとお喋りしながらの食事やお茶を楽しむことができる。友達と話していると、色んなことが笑いのネタに早変わりして手品のようである。不便さや不幸をジョークに変え、大笑いをして、皆が問題を共有している独特の連帯感を味わい、安心して家路に着くことができるのを本当に嬉しく思う。地震前には全く味わえなかった感覚である。地震の思わぬ副産物だ。地震から2週間たって、日本全体では大きな問題を抱えているけれど、私自信は友人の力を借りて平常心を取り戻しつつある。

きれいな心、きれいなお金

ニュースのヘッドラインを見ると、アメリカのどこかでは日本のために、ウォーキング・チャリティ、ワシントンでは、被災者援助の桜祭り、など胸温まる行事が沢山あるようです。世界のビッグなミュージシャンらもこぞって義援金コンサートなどをしてくれると、本当に日本のファンを大切に思ってくれていたんだな、とうれしくなります。

今週末はパリでも、色々なところで日本の震災のためのチャリティー・イベントがあります。ブロカントといわれるバザー、コンサート、などなど。

金曜日、近くの幼稚園では、日本人ママさんたちが募金活動をして、一朝にして、千ユーロ近く募ったそうです。ママさんチーム、ブラボー!フランスでは、メディアがかなり扇動的というか、悲惨さを大々的に流してくれたお陰(?)でしょうか、皆さん同情を寄せてくださっています。

18区の区役所では、義援金用募金箱が置かれていて、中に沢山、現金・小切手が入っていたって。

拙宅でもミニ・チャリティーというか、プレ・ブロカント(バザー)をしました。

もともとは、この日に「魚シ・マダムの会」という、優雅なのか、その反対なのかわからないランチ会をすることになっていました。
魚シについては、このリンクをみてください。
そこにこの地震。何かしよう!ということに。で、色々ある、ブロカントに出品するものを拙宅に集結することになってたので、まずは私たちの中でまず、プレ・ブロカントを、という運びになったのです。自分達の出品物を買いあう。
結果は、15人で、230ユーロ!
これを会社が1対2マッチングしている方に託して、募金すれば、690ユーロになる。
被害の大きさに比べればピーナッツですが、でもないよりまし。
それに、このお金はきれいな心で作られたものです。
魚シには福島出身の方とか、電力会社に勤める方などもいらして、皆さん色々な気持ちを抱えて、物品、お金をだしています。

今回の募金活動の中で、色々な声を聴く機会がありました。
私は得てして、拝金主義に走ってしまうところがあるのですが、ある方は、「今回の被害は本当に悲惨なもの。募金額も大切だけど、同情と、鎮魂の願いを込め、しめやかに行いたい」と言われて、地味ながらひたむきに自分のできることを一所懸命考えながら動いてらっしゃって、頭が下がりました。
ホント、ホント。お金なんて趣向を凝らせば、もしくは商業的になれば、かなり集められるのかも。
またワタクシ、チャリティーもああしよう、こうしようって、皆で盛り上がっていると、いつのまにかチャリティなのか、お祭りなのか・・・。ついつい雰囲気に流され、心は置いてけぼり。これ私の話です。

募金を預かるとき、チャリティ活動をするとき、このお金の重みを、そこに託されている同情の思い、復興の願いを確認しながら動こうと思います。

Friday, March 25, 2011

東京の問題

午後3時頃、友達と銀座に行った。銀座に行ったのは地震後初めてである。一番賑やかな4丁目のあたりは昼間で明るかったせいか、いつもよりは多少人は少ないけれど左程地震の影響を感じなかった。その後、一旦日比谷に戻り、面白いと評判の「英国王のスピーチ」を見て、あー面白かったと感想を話しながら、映画館を出て日比谷から海に向かう晴海通りを見てみると、いつもの見慣れた銀座とは全く違う、どこか地方都市のような感じであることに気付いた。デパートは6時で閉まり、電飾や電気を使った広告も灯りが消され、オフィスビルの窓から見える光もまばらである。ついこの間まで中国人環境客で賑やかだったグッチやカルティエなどの高級ブランド店もしんと静まりかえっている。有楽町から新橋に向かうJRのガード下の居酒屋にも人はまばらだ。一緒に映画に行った友人が、日本の原子力発電所に関する資料を見せてくれた。今は福島の原発に皆が注目しているが、それ以外でも今回の震災で、問題は起こしていないが使っていない原発があり、今後稼働が見込まれる火力発電所の発電量を合わせても圧倒的に電気が足りないことが一目でわかる資料だ。火力発電所を増設するだけで3兆円かかることも書いてあった。東京の電力不足を理由に拠点を関西や他のアジア諸国に移す企業もでてきている。2週間前に東北で起きた大地震は、確実に東京の問題になりつつある。